この章では、新規または既存のネットワークにイーサネット・デスクトップ・ハブを 導入するための計画に必要なことを説明します。ここでは、 イーサネット・デスクトップ・ハブを使用できるネットワークの種類、 イーサネット・デスクトップ・ハブに装置を接続するために使用するケーブル、 およびイーサネット・デスクトップ・ハブと 10BASE-T 接続を 10BASE5、 10BASE2、および 10BASE-F のネットワーク・セグメントに接続するために 使用するトランシーバーについて説明します。
注: | イーサネット・デスクトップ・ハブは、戸外でのケーブルの配線は サポートしていません。イーサネット接続 (光ファイバーを除く) は、 室内での配線のみに制限されています。 |
IEEE 標準 802.3 に基づき、以下の制約が 10BASE-T ネットワークに 適用されます。
簡単に言えば、リンク・セグメントは 10BASE-T ハブに装置を 接続する、単一のケーブルまたは相互接続されたケーブルです。 図 13 は、イーサネット・デスクトップ・ハブに 装置を接続するために使用するリンク・セグメントを示しています。 それぞれのリンク・セグメントは UTP ケーブルです。 それぞれの 10BASE-T ポートには、装置を 1 台だけ 接続することができます。
図 13. モデル 016 のリンク・セグメントと AUI ケーブル
AUI ケーブルは、10BASE5、10BASE2、または 10BASE-F のセグメントに、 トランシーバーを介して装置の AUI ポートを接続するために使用するケーブルです。 場合によって、トランシーバーがハブときわめて接近しているときは、 イーサネット・デスクトップ・ハブの AUI ポートを直接トランシーバーに 接続できるために、AUI ケーブルはオプションになります。 図 13 は、AUI ケーブルを示しています。
各タイプには異なる仕様があります。それぞれのタイプは、両端に 光ファイバー・トランシーバーが付いた光ファイバー・ケーブルで構成される、 リピーター間ファイバー・セグメント内で使用することができます。 セグメントの両端は、10BASE5、10BASE2、または 10BASE-T のハブ、 あるいは 10BASE-F セグメントに接続されます。リピーター間ファイバー・セグメントは、 IEEE 802.3 ネットワークを建物間で拡張する場合によく使用されます。
セグメントは、装置を接続する共通配線です。 衝突ドメインは、1 つのセグメント、またはハブによって物理的に相互接続された 複数のセグメントで構成されます。衝突ドメインには、セグメントを論理的に 相互接続する装置である、ブリッジやリピーターを含めることはできません。 衝突ドメイン内で許される装置の最大数は 1024 です。
図 14 は、3 つのタイプのセグメントを 含む単一の衝突ドメインを示しています。 A、E、および G は、10BASE-T リンク・セグメントです。 B、C、および F は、10BASE5 セグメントです。D は 10BASE2 セグメントです。
図の中で、装置 1 から装置 3 への経路には 4 台の ハブ (2 台のイーサネット・デスクトップ・ハブと 2 台の 10BASE5 ハブ) と、 5 つのセグメント (A、B、C、F、および G) があります。 1 つの経路内では 4 台以上のハブと 5 つ以上のセグメントは許可されていませんが、 図に示されているように、衝突ドメインには 4 台以上のハブと 5 つ以上の セグメントを含めることができます。
10BASE5 セグメントは、500 m までの長さにすることができ、 100 台までの装置を含めることができます。 10BASE2 セグメントは、185 m までの長さにすることができ、 30 台までの装置を含めることができます。 どちらの場合も、ハブの数は最大装置制限数に入ります。
10BASE5 または 10BASE2 ネットワークについての詳細が必要な 場合は、製品のメーカーにお問い合わせください。
経路内に 4 台のハブと 5 つのセグメントがある場合は、 パス内の FOIRL、10BASE-FL、または 10BASE-FB のセグメントの長さは 500 m に 制限されます。このような経路内の 10BASE-FP セグメントは、300 m を 超えることはできません。
3 台のハブと 4 つのセグメントがある場合は、経路内の FOIRL、10BASE-FL、 または 10BASE-FB のセグメントは最長 1000 m にすることができます。 この場合は、 10BASE-FP セグメントは 700 m を超えることはできません。
1 台のイーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 008 を使用して、 2 〜 8 台の装置で構成される 10BASE-T ネットワークを構築することができます。 図 15 は、 このようなネットワークを示しています。1 台の イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 を使用して、 2 〜 16 台の装置で構成されるネットワークを構築することができます。
図 15. 1 台のモデル 008 を使用した 10BASE-T ネットワークの構築
イーサネット・デスクトップ・ハブは、別のイーサネット・デスクトップ・ハブに 接続でき、10BASE-T ポートを介して他のタイプの 10BASE-T ハブに接続できます。 これは、連鎖と呼ばれます。 図 16 は、 連鎖構成を示しています。
図 16. 連鎖したイーサネット・デスクトップ・ハブを使用した 10BASE-T ネットワークの構築
図 16 に示されているものより 大きな連鎖 10BASE-T ネットワークを構築することができますが、 装置間の経路に 4 台より多いハブ (リピーター・ホップ 4 つ) があってはなりません。 たとえば、BB と CC に装置 (パーソナル・コンピューターなど) を 接続する代わりに、追加のイーサネット・デスクトップ・ハブを接続できます。
10BASE-T ネットワークに接続される装置の数が、連鎖した イーサネット・デスクトップ・ハブを使用して収容できる数を超える場合は、 ネットワークを複数の衝突ドメインに分割し、ブリッジまたはルーターを使用して ドメインを接続することを検討してください。 別の選択肢は、ハブを バックボーン・セグメントに接続することです。
前に説明したように、イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 は、AUI ポートを 介して他のタイプのネットワークに接続できます。 図 17 では、イーサネット・デスクトップ・ハブ は 10BASE5 または 10BASE2 のいずれかのセグメントに接続されています。 図 18 では、イーサネット・デスクトップ・ハブ は 10BASE5 セグメントに接続されており、これらのセグメントは FOIRL を使用して 相互接続されています。 図 19 では、イーサネット・デスクトップ・ハブ は FOIRL に接続されています。
"ネットワークの制約"で説明されている制約を守るほかに、 異なるケーブル・タイプを含むネットワークでイーサネット・デスクトップ・ハブを 使用する場合は、次のガイドラインに留意してください。
図 17. 同軸セグメントのあるネットワークでのイーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016
図 18. 10BASE-F と同軸セグメントのあるネットワークでのイーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016
図 19. 10BASE-F セグメントのあるネットワークでのイーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016
ここでは、イーサネット・デスクトップ・ハブに装置を接続するため、 2 つのイーサネット・デスクトップ・ハブを接続するため、 別のタイプの 10BASE-T ハブにイーサネット・デスクトップ・ハブを接続するため、 および別のタイプのネットワーク・セグメントに イーサネット・デスクトップ・ハブと 10BASE-T 接続を接続するために必要な ケーブルについて説明します。
LAN に関する問題は、配線の誤りが原因であることがよくあります。 10BASE-T ネットワークが意図したとおり動作するように、ケーブルの選択に 注意し、ケーブルを正しく取り付けるようにしてください。 表 3、 表 4、および 表 5 に、10BASE-T リンク・セグメントで使用される ケーブルの仕様を示します。
150 オームの STP ケーブル、または 120 オームの FTP ケーブルを使用する場合は、 インピーダンス・マッチング装置も使用する必要があります。
特性 | 仕様 (注 1) |
---|---|
ケーブル・タイプ | 22 AWG、24 AWG、または 26 AWG の対より線が 2 本ある UTP (注 2) |
公称インピーダンス | 100 オーム |
伝搬速度 | 0.585 c (注 3) |
最大減衰 | 10 MHz で 100 m 当たり 8 〜 10 dB |
注: |
特性 | 仕様 (注 1) |
---|---|
ケーブル・タイプ | 22 AWG、24 AWG、または 26 AWG の対より線が 2 本ある STP (注 3) |
公称インピーダンス | 150 オーム |
伝搬速度 | 0.585 c (注 3) |
最大減衰 | 10 MHz で 100 m 当たり 8 〜 10 dB |
注: |
10BASE-T ネットワークで電話線延長ケーブルを使用しないでください。 このケーブルのワイヤーの対はよられておらず、ケーブルは 10BASE-T ネットワーク での使用に関するその他の要件を満たしていません。電話線延長ケーブルは、その 平らで薄い外観から識別できます。UTP ケーブルは電話線延長ケーブルよりも 丸くて厚いものです。
10BASE-T リンク・セグメントで使用するケーブルは、 アースを必要としません。 ただし、ケーブルに接続されているすべての装置はアース接続されている必要が あります。イーサネット・デスクトップ・ハブはアース接続されています。
繰り返しますが、リンク・セグメントは、イーサネット・デスクトップ・ハブに 装置を接続するために使用する配線です。リンク・セグメントは、1 本のケーブルで 構成される場合も、相互接続された複数のケーブルで構成される場合もあります。 必要なケーブルの数と種類は、10BASE-T ネットワークで建物内配線 ( 壁の中のケーブル) を使用しているかどうか、 およびイーサネット・デスクトップ・ハブが他の 10BASE-T ハブに接続されているか どうかによって異なります。 建物内配線は、中央ロケーション (配線室) からネットワーク・サービスを 必要とするそれぞれのロケーションまで延びています。
図 20 は、配線室のあるネットワーク、 および配線室のないネットワークでの配線を示しています。 配線室が必要でない環境の一例は、イーサネット・デスクトップ・ハブと 接続装置が仕切りのない作業域に配置されている場合です。 配線室が必要な環境の一例は、イーサネット・デスクトップ・ハブと 接続装置が別個のフロアにある建物です。
リンク・セグメントには、次の種類のケーブルを含めることができます。
リンク・セグメントで建物内配線を使用しない場合は、 1 本のストレート・ケーブルを使用してイーサネット・デスクトップ・ハブに 装置を接続します。図 24 の ケーブル A と C は、1 本のストレート・ケーブルから なるリンク・セグメントです。
リンク・セグメントで建物内配線を使用する場合は、 ストレート・ケーブルを使用して建物内配線の終端となるフェースプレートに 装置を接続し、もう 1 本のストレート・ケーブルを使用して、 イーサネット・デスクトップ・ハブに建物内配線のもう一方の端を接続します。 図 20 では、装置 3 に対するリンク・セグメント には 2 本のストレート・ケーブル D と I が含まれています。
イーサネット・デスクトップ・ハブの相互接続は、必ず ストレート・ケーブルを使用して一方の MDI ポートをもう一方の MDI-X ポートに 接続することによって行います。図 20 では、 ケーブル B と K がイーサネット・デスクトップ・ハブを相互接続する ストレート・ケーブルです。
ストレート・ケーブルの中では、ケーブルの両端でそれぞれの信号線が 同じピンで終端するように、送信データと受信データの対が配線されています。 図 21 は、ストレート・ケーブル内の 配線を示しています。ストレート・ケーブルを購入または製作するには、 "10BASE-T ケーブルの仕様"の情報と仕様を使用してください。 後で消耗または損傷したケーブルの代替として使用するために、 数本のケーブルを余分に購入することを考慮してください。
図 23 は、ストレート・ケーブルの 両端で使用されるコネクターを示しています。
イーサネット・デスクトップ・ハブのクロス・ポート (MDI-X) を 別のタイプの 10BASE-T ハブのクロス・ポートに接続するには、 クロス・ケーブルを使用します。 クロス・ケーブルは、2 つのクロス・ポートを 接続する場合に必要です。
10BASE-T 標準では、リンク・セグメントの一方の端の装置からの 出力 (送信信号) が、もう一方の端の装置に対する入力 (受信信号) になるように、 それぞれのリンク・セグメントで送信データと受信データの対を 交差させる必要があります。 このクロス機能は、ハブのポート内またはリンク・セグメント内で 実行することができます。一方のクロス・ポートをもう一方の クロス・ポートに接続することによって 2 台のハブを連鎖する場合は、 クロスの数が奇数になるようにするために、リンク・セグメント内で クロス機能を再度実行する必要があります。
クロス・ケーブル内では、ケーブルの反対側の受信対によって使用される ピン位置で送信対が終端するように、送信データと受信データの対が配線されます。 (信号は、クロス機能を実行するハブのポート内と同じ方法で 交差します。)
図 22 は、クロス・ケーブル内の 配線を示しています。クロス・ケーブルを購入または製作するには、 その図と、"10BASE-T ケーブルの仕様"の情報を使用してください。 一部のケーブル・メーカーは、クロス・ピンの UTP ケーブルを販売していますが、 交差は 10BASE-T クロス・ケーブルのために必要なものとは異なるので 注意してください。
クロス・ケーブルを購入または製作した場合で、それがクロス・ケーブルで あることを示すマークまたはカラー・コーディングがない場合は、 ケーブルの両端に "X" というマークを付けるか、 別の色のラベルやその他の識別となるものを使用して、 クロス・ケーブルをストレート・ケーブルと区別してください。
図 23 は、クロス・ケーブルの 両端で使用されるコネクターを示しています。
図 20 の配線室環境は、 リンク・セグメントで建物内配線 ( 壁の中のケーブル) を使用していることを示しています。ケーブルの取り付けは、 配線室で建物内配線を終端し、イーサネット・デスクトップ・ハブに その終端点を接続するために使用される装置のタイプによって異なります。 これらの終端装置と、装置が行う接続は、クロス接続と呼ばれます。
建物内配線を使用する場合は、配線が "10BASE-T ケーブルの仕様"にリストされている 仕様に適合していることを確認してください。同様に、フェースプレートと リンク・セグメント内の他の装置のコネクターが、ケーブルと同じ品質の ものであることを確認します。品質の悪いコネクターは、問題の原因になる 可能性があります。
建物内配線を新しく設置する場合は、同じロットから ストレート・ケーブルとクロス・ケーブル (必要な場合) を作成するよう ケーブル敷設者に依頼することを考慮してください。 このことにより、ネットワークでの伝送エラーの原因となる インピーダンス・ミスマッチの可能性を減らすことができます。 インピーダンス・ミスマッチとは、複数の相互接続された装置の インピーダンス間に大きな差があることです。 ケーブルが同じ仕様に適合していても、別のベンダーの ケーブルや、同じベンダーの異なるロットのケーブルは、 インピーダンスが少し異なる場合があります。
ストレート・ケーブルとクロス・ケーブルの両端には、8 ピン の RJ-45 モジュラー・プラグ・コネクターが必要です。 場合によっては、建物内配線は配線室で RJ-45 プラグによって終端します。 図 23 は、 RJ-45 プラグ・コネクターを示しています。
ケーブル内の 2 本の対より線は、 図 21 と 図 22 で 示されているように終端します。 使用するケーブルには 2 〜 4 本の対より線が入っている場合がありますが、 10BASE-T ネットワークによって使用されるのは 2 本の対より線だけです。 余分な対より線のピンの位置は、余分な対より線を使用する方法によって 異なります。
建物内配線の両端で、フェースプレートとその他の装置の ジャック・コネクターは、10BASE-T 標準に従って配線する必要があります。 これらのコネクターのピン割り当ては、 図 21 に示されているストレート・ケーブルの プラグ・コネクターの場合と同じです。
ストレート・ケーブルとクロス・ケーブルを製作する場合は、 ケーブル対のよりがコネクターまで続くようにしてください。 よりが続いていないと、漏話と呼ばれる伝送障害が発生する 可能性があります。
図 23. 10BASE-T 用 RJ-45 モジュラー・プラグ・コネクター
AUI ケーブルの別名は、トランシーバー・ドロップ・ケーブルや、 トランシーバー・ケーブルです。AUI ケーブルは、 イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 の AUI ポートを 10BASE5、10BASE2、 または 10BASE-F のセグメントに接続する必要がある場合に使用します。 イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 が、接続する 10BASE5、10BASE2、 または 10BASE-F のトランシーバーに非常に近い場合は、 AUI ケーブルを使用せずに、ハブの AUI ポートをトランシーバーの AUI ポートに 直接接続できる場合があります。
多くの場合、ハブは 10BASE5 と 10BASE2 のネットワーク内の セグメントの端に配置されます。10BASE5、10BASE2、または 10BASE-F の セグメントに接続する、連鎖したイーサネット・デスクトップ・ハブを選択する 際には、これと同じことを適用できます。連鎖したハブによって 構成される 10BASE-T ネットワークを通る、最長の経路の端にあるハブを 選択します。たとえば 図 16 では、 ハブ AA と DD がネットワークを通る最長の経路の両端にあります。 AA と DD のどちらを選択することもできます。
連鎖したハブのグループ内のイーサネット・デスクトップ・ハブのうち 1 つだけを、 単一の 10BASE5、10BASE2、または FOIRL のセグメントに接続できます。 連鎖したグループ内の複数のハブを接続すると、 ハブによって構成された 10BASE-T ネットワークへの並列経路が 形成されます。アクティブな並列経路は、IEEE 802.3 ネットワークでは 許可されていません。イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 の AUI ポート・コネクターは、IEEE 標準 802.3 10BASE5 に準拠した、 15 ピンの D メス型コネクターです。コネクターには、 スライド・ラッチが装備されています。 図 25 は、 スライド・ラッチを示しています。
ケーブルのイーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 側の 端にある AUI ケーブル・コネクターは、15 ピン D メス型コネクターである 必要があり、ロック・ポストが付いている必要があります。ケーブルの 一方の端はハブの AUI ポートに接続され、もう一方の端は 次のいずれかの装置に接続されます。
AUI ケーブルのもう一方の端のコネクターは、 接続される先のトランシーバーまたはコンバーターの AUI ポートと 互換性のあるものでなければなりません。 図 24 に、このような接続を示します。
図 24. イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 の異なるケーブル・タイプへの接続
図 25 と 表 6 は、 イーサネット・デスクトップ・ハブの AUI ポートのピン割り当てを 示しています。AUI ケーブルを入手する必要がある場合は、この情報を 使用してください。
図 25. イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 の AUI ポート
表 6. イーサネット・デスクトップ・ハブの AUI ポート・コネクターのピン割り当て
ピン番号 | 信号名 | 説明 |
---|---|---|
3 | DO-A | データ出力回線 A |
10 | DO-B | データ出力回線 B |
11 | DO-S | データ出力シールド |
5 | DI-A | データ入力回線 A |
12 | DI-B | データ入力回線 B |
4 | DI-S | データ入力回線シールド |
7 | CO-A | 制御出力回線 A |
15 | CO-B | 制御出力回線 B |
8 | CO-S | 制御出力回線シールド |
2 | CI-A | 制御入力回線 A |
9 | CI-B | 制御入力回線 B |
1 | CI-S | 制御入力回線シールド |
6 | VC | 電圧共通 |
13 | VP | 電圧正 |
14 | VS | 電圧シールド |
シェル | PG | 保護アース |
イーサネット・デスクトップ・ハブを使用して新しいネットワークを構築する 場合も、既存のネットワークにハブを追加する場合も、 ネットワーク・トポロジー (物理的レイアウト) を文書化する必要があります。 ハブとケーブル、およびこれらに接続される装置を示す、 ネットワークのスケッチを作成します。 イーサネット・デスクトップ・ハブ モデル 016 のいずれかを 10BASE5、10BASE2、 または 10BASE-F のセグメントに接続する場合は、これらのセグメントと、 セグメントにあるすべてのハブをスケッチに含めます。ハブにクロス・ケーブルを 接続する場合は、スケッチにおいてこれらのケーブルをストレート・ケーブルと 区別します。イーサネット・デスクトップ・ハブの導入時に役立つと 思われる情報が他にあれば、スケッチに含めます。